ALK融合遺伝子

ALK融合遺伝子 アルクユウゴウイデンシ
ALK融合遺伝子は、ALK遺伝子と他の遺伝子が融合してできた、がん細胞の増殖に関わる遺伝子である。ALK遺伝子は、通常、必要に応じて細胞の増殖スイッチをON/OFFに切り替えているが、他の遺伝子と融合したALK融合遺伝子では、細胞の増殖スイッチが常にONの状態になっている。この遺伝子異常を持つ患者には、ALK阻害薬という分子標的薬による治療が効果的とされている。