アンタゴニスト

アンタゴニスト
受容体と結合するが、細胞内への情報を伝達しない(または阻害する)物質のことをアンタゴニストという。この働きを利用した薬剤により、がん細胞の成長や増殖を促進する物質の作用を阻害することができ、がんの進行を遅らせたり、症状を軽減したりする効果が期待される。アンタゴニストは、がん以外のさまざまな疾患の治療にも広く用いられている。