障害者手帳
ショウガイシャテチョウ
障害者手帳は、障がいにより日常生活や社会生活に制限がある人に交付される公的な証明書で、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の3種類がある。がん患者さんでは、がんやその治療の影響によって身体機能や認知機能等に障害が残った場合に申請できる。手帳の取得により、医療費の軽減、各種福祉サービスの利用、税金の控除などの支援が受けられる。等級は1級から6級まであり、障害の程度によって判定される。障害者手帳はがん患者さんの生活の質の向上や社会復帰を支援する重要なツールとして機能しており、治療後の生活設計に大きな役割を果たしている。