BR療法(トレアキシン+リツキシマブ)、再発・難治性のDLBCLに対する第3相試験の結果を発表

文:がん+編集部

 再発または難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)を対象に、ベンダムスチン(製品名:トレアキシン)を評価した第3相臨床試験の結果が発表されました。

BR療法、再発・難治性DLBCLの治療法として全生存期間(中央値)約30か月を示す

 シンバイオ製薬は2月22日、再発または難治性DLBCLを対象に、「ベンダムスチン+リツキシマブ」併用療法(BR療法)を評価した第3相臨床試験の試験結果を、第18回日本臨床腫瘍学会学術集会で報告したことを発表しました。

演題名:再発又は難治性DLBCLを対象としたベンダムスチンとリツキシマブ併用による第3相臨床試験

主な有効性評価結果(38症例)
・奏効率:76.3%
・完全寛解率:47.4%
・全生存期間の中央値:29.2か月

 同社の吉田文紀社長兼CEOは、次のように述べています。

 「現在、国内においては、再発または難治性DLBCLの治療薬は未だ従来の多剤併用化学療法しかないため、新たな治療薬の登場が望まれております。今回の主要な試験結果は再発または難治性DLBCLに対するベンダムスチンの優れた有効性を示すものであり、さらには追跡試験の結果、全生存期間の中央値は29.2か月におよび、患者さんにとり朗報です」