再発または難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫を対象に、BR療法を評価した第3相試験の最終結果を発表

文:がん+編集部

 再発または難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫を対象に、「ベンダムスチン(製品名:トレアキシン)+リツキシマブ(製品名:リツキサン)」併用療法(BR療法)を評価した第3相臨床試験の最終結果が発表されました。

第3相試験の最終結果、奏効率76.3%、完全寛解率47.4%、全生存期間(中央値)29.2か月

 シンバイオ製薬は9月29日、再発または難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫を対象に、BR療法を評した第3相試験の最終結果を第83回日本血液学会学術集会で報告したことを発表しました。

 BR療法は、日本と韓国で行われた第2相試験の有効性評価に基づき、再発または難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫の適応で2021年3月に承認されていましたが、同社は、第3相試験として長期の追跡調査試験を実施していました。

 第3相試験および長期追跡調査試験の主な有効性評価の最終結果は、以下の通りです。

・奏効率:76.3%
・完全寛解率:47.4%
・全生存期間の中央値:29.2か月

 同社は今回の最終結果の発表に際し、次のように述べています。

 「再発または難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫は治療の選択肢が限られており、この度の試験成績に基づく再発又は難治性DLBCLのBR療法の承認取得、並びに中外製薬株式会社による再発または難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫のポラツズマブ ベドチンとBR療法との併用(Pola-BR療法)の承認取得により新たな選択肢を提供し、患者様の治療の一助になればと考えております」