50代の一般男女を対象に「健康意識およびがん・前立腺がんに関する意識調査」、結果を発表

2022/03/31

文:がん+編集部

 50代の一般男女を対象に実施された「健康意識およびがん・前立腺がんに関する意識調査」の結果が発表されました。50代男性は「人生100年時代」の中盤で、自身の健康に対する意識が低く、また、前立腺がんに対する認知不足も明らかとなりました。

50代男性、自身の健康に対する意識が低く、前立腺がんに対する認知不足も

 ヤンセンファーマは2022年3月16日、全国の50代一般男女を対象に実施した「健康意識およびがん・前立腺がんに関する意識調査」の結果を、前立腺がんの正しい理解を啓発する「HALF TiME PROJECT」のキックオフイベントで発表しました。

 今回の調査は、全国の50代の一般男女1,236人(男女各618人)を対象に、2022年1月27日~1月28日に実施されたインターネット調査です。

 調査の結果、50代男性は「人生100年時代」の中盤で、自身の健康に対する意識が低く、また、前立腺がんに対する認知不足も明らかとなりました。

 50代男性で前立腺がんが「男性が一番罹患しやすいがん」と認知しているのは33%で、女性特有がんに対する女性の意識に比べ、前立腺がんに対する男性の意識の低さ、認識不足に課題があり、前立腺がんの社会的な啓発の必要性が改めて明らかとなりました。

 また、今後の人生を楽しむために重要と考えていることを尋ねた質問に対し、65%が「健康」と回答しましたが、健康を重視してはいるものの健康に対する見通しに不安感をもっており、人生後半戦をより充実させるためにも、健康に対する意識変容が必要とされていることがわかりました。

 キックオフイベントの中で、同社のメディカルアフェアーズ本部 オンコロジー部 部長の秋月 玲子氏は、次のように述べています。

 「50歳代は人生100年時代の中間地点です。人生後半戦に向けて一度立ち止まることで、見落としてしまいがちなカラダの変化や、初期症状がなく、気がつきにくい前立腺がんに気がつくきっかけになるかもしれません。今後も一人でも多くの方に前立腺がんについて正しく知っていただけるよう、様々な取り組みを進めてまいります」

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