BMS、患者支援団体と連携しがん患者さん支援のための募金活動を開始

2024/08/13

文:がん+編集部

 ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社(BMS社)は、患者支援団体と連携してがん患者さん支援のための募金活動を開始しました。

C2C4Cを通じ、2023年は支援金として約2,300万円をキャンサーネットジャパンに寄付

 ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は2024年6月3日、患者支援団体と連携してがん患者さん支援のための募金活動を開始したことを発表しました。

 同社は、がん研究や患者さんへの想いをつなぐ15日間のチャリティバイク(自転車)・ライドイベント「Continent 2 Continent 4 Cancer(C2C4C)」を毎年実施。今年は10月1日~10月15日にかけて、約60名の同社社員が、日本各地(約1,800キロ)をリレー形式で走ります。C2C4Cは、2014年に米国で始まり、2016年に欧州、2021年に日本、そして2022年からラテンアメリカでもスタートしました。

 このライドイベントとともに本年度は、6月3日から10月29日の間に、がん患者さん支援のための募金活動を行い、集まった寄付金と同社からの寄付金を併せた総額が、NPO法人キャンサーネットジャパンに支援金として届けられます。この活動を通じて、これまでにがん研究のために集まった世界中からの寄付金は1,600万ドル以上にのぼり、日本では、昨年のC2C4Cを通じて、約2,300万円がキャンサーネットジャパンに支援金として届けられました。

 同社の代表取締役社長のスティーブ・スギノは、次のように述べています。

 「私たちは、One BMSとして、がんが存在する限り、決して立ち止まることはありません。C2C4Cは、バイク・ライドや募金を通じて、ブリストル マイヤーズ スクイブの全社員が、がんで亡くなった方やがんと闘う大切な人に想いをつなぐ機会を提供しています」

 また、NPO法人キャンサーネットジャパンの常務理事・古賀真美氏は、次のよう述べています。

 「ブリストル マイヤーズ スクイブが実施するC2C4Cのパートナーを3年連続で務めることができ、大変光栄に思います。がん患者さんのための冊子の改訂やジャパンキャンサーフォーラムの開催など、がん患者さんやそのご家族に科学的根拠に基づいた情報を提供することができました。C2C4Cを通して、がん患者さんへの皆さまの温かいご支援とお気持ちに触れ、今後も、がん患者さん、ご家族に正しい情報をお届けすることでがんになっても生きがいのある社会の実現を目指す私たちのミッションを追求し続けていきたいとの想いを強くしています」