CheckMate-277パート2試験、オプジーボ+化学療法併用で全生存期間を達成せず

文:がん+編集部

 PD-L1発現率に関わらない非小細胞肺がんの治験で、一次治療としてニボルマブ(製品名:オプジーボ)+化学療法の併用療法が、主要評価項目の1つである全生存期間を達成できませんでした。

1年生存率では、他の免疫療法薬+化学療法併用の結果と一貫

 ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は7月24日、PD-L1の発現に関わらない非小細胞肺がんに対する一次治療として、ニボルマブ+化学療法併用を評価した第3相臨床試験CheckMate-277試験 パート2の最新情報を発表しました。

 CheckMate-277試験は、進行非小細胞肺がん患者さんの一次治療において、ニボルマブを含むレジメンとプラチナ製剤を含む2剤併用化学療法を比較した、複数のパートで構成された非盲検第3相臨床試験です。パート2試験は、PD-L1の発現に関わらない非扁平上皮非小細胞肺がん患者さんを対象に、ニボルマブ+化学療法併用と化学療法を比較して、全生存期間などを評価。主要評価項目である全生存期間の中央値は、併用療法で18.83か月、化学療法で15.57か月でした。1年生存率は、併用療法が67.3%、化学療法が59.2%でした。ニボルマブ+化学療法併用療法では、新たな安全性シグナルは認められませんでした。

 同社の腫瘍領域担当開発責任者であるFouad Namouni医師は「今回の結果は、当社が期待していた結果ではありませんでしたが、非扁平上皮がん患者さんにおけるオプジーボと化学療法の併用療法の1年生存率は、がん免疫療法薬と化学療法の併用療法レジメンの試験でこれまでに報告された試験群のものと一貫していました。この試験にご参加いただいた患者さんおよび治験責任医師の方々に感謝申し上げます」と、述べています。