がんゲノムプロファイリング検査用「OncoGuide NCC オンコパネル システム」、一部変更承認を取得

文:がん+編集部

 がんゲノムプロファイリング検査「OncoGuide NCC オンコパネル システム」が、MSH6、PMS2など10の遺伝子変異、NTRK3遺伝子の融合、マイクロサテライト不安定性(MSI)などの検出可能な遺伝子変異の拡大に伴う一部変更申請が承認されました。

124の遺伝子変異や、臓器横断的に検出される13遺伝子の融合も検出可能

 シスメックスは2月8日、遺伝子変異解析セット「OncoGuide NCC オンコパネル システム」に関して、検出可能な遺伝子の変異を拡大するなどの機能強化に伴う製造販売承認の一部変更申請について承認を取得したことを発表しました。

 これまでは114遺伝子の変異や増幅の検出でしたが、今回の承認で124の遺伝子変異や、臓器横断的に検出されるNTRK3遺伝子を含む13遺伝子の融合も検出が可能となります。また、DNAを修復する体内システムの異常と関連し、がんが発生しやすい状態を表すと考えられているMSIも検出することが可能となりました。

 さらに、124全遺伝子に関する遺伝子変異を参考情報として取得することで、腫瘍組織や血液を用いて、診断目的の疾患とは別に二次的所見のための検査結果を提供することも可能になりました。

 これらの機能追加により、患者さんのがん固有の遺伝子変異に適した薬の選択や治療成績の向上が期待されます。