がん患者さんやご家族を継続的にサポートするコミュティサイト「Club CaNoW」がプレリリース

2022/05/10

文:がん+編集部

 エムスリーが運営する、がん患者さんやご家族を継続的にサポートするコミュティサイト「Club CaNoW」(クラブ カナウ)がプレリリースされました。現在、無料会員を募集中です。

医療知識、不安軽減、楽しみの3つのサポートを提供

 エムスリーは2022年4月27日、治療期間をより自分らしく生き生きと過ごすために、がん患者さんと家族をサポートする会員制コミュティサイト「Club CaNoW」(クラブ カナウ)をプレリリースしました。

 がんの治療期間は、先々に不安を感じたり、医療情報の収集に時間をとられたりする患者さんは少なくありません。そのため、自分の好きなことや、新しいことに目を向ける気持ちになれないという人もいます。「Club CaNoW」は、そうした治療期間を「苦しい」だけにしないために、3つの観点からサポート。エビデンスに基づく医療知識の提供と、不安の軽減、そして治療期間中の楽しみを提供します。

  • 医療知識サポート(専門医による医療セミナー)
  • 不安軽減サポート(看護師によるカウンセリング、医師へのQ&A)
  • 楽しみサポート(生活を楽しむイベント)

 今回のプレリリースを記念して、無料セミナーとイベントが開催されます。

 5月27日(金)18:00~19:00は、オンラインセミナー「多様化するがん治療 あなたのがんは何タイプ?」を開催。東北大学病院腫瘍内科長の石岡千加史先生と、一般社団法人がんと働く応援団副理事長の野北まどかさんが、がんゲノム治療についてお話しします。がんと遺伝子の関係から、がんゲノム医療による個別化治療の展望、普段はあまり聞けないゲノム医療の素朴な疑問への回答など、充実した時間をお届けします。

 6月4日(土)11:30~12:30は、オンラインお話会「一緒に考えよう!“治ってから”ではなく“今から”できること」を開催。がんの治療期間中は苦しさばかりが強く感じられがちですが、決して空白期間ではなく人生の大切な時間の一部です。今回のイベントで、今の自分との向き合い方や、自分にとっての「楽しみ」について一緒に考えましょう。押川勝太郎先生(宮崎善仁会病院腫瘍内科医)と、磯野真穂先生(医療人類学者)、吉田ゆりさん(がんと働く応援団代表理事)が、治ってからではなく、今からできる楽しみについて話し合います。

 現在、Club CaNoWでは無料会員を募集中です。