進行肝細胞がんの一次治療として「オプジーボ+ヤーボイ」を評価したCheckMate-9DW試験の結果を発表

2024/04/17

文:がん+編集部

 進行肝細胞がんの一次治療として、「ニボルマブ(製品名:オプジーボ)+イピリムマブ(製品名:ヤーボイ)」併用療法を評価したCheckMate-9DW試験の結果を発表。主要評価項目の全生存期間を達成しました。

「オプジーボ+ヤーボイ」、ネクサバールまたはレンビマと比較して統計学的有意な全生存期間の改善を示す

 ブリストル マイヤーズ スクイブ社は2024年3月20日、CheckMate-9DW試験の結果を発表しました。

 CheckMate-9DW試験は、全身療法による治療歴のない進行肝細胞がん患者さん668人を対象に、「ニボルマブ+イピリムマブ」併用療法と治験担当医師が選択したソラフェニブ(製品名:ネクサバール)またはレンバチニブ(製品名:レンビマ)単剤療法を比較評価した第3相試験です。主要評価項目は全生存期間、主な副次評価項目は奏効率、症状悪化までの期間などでした。

 事前に規定された中間解析の結果、「ニボルマブ+イピリムマブ」併用療法はソラフェニブまたはレンバチニブと比較して、統計学的に有意かつ臨床的に意義のある全生存期間の改善を認めました。安全性に関しては、これまでに認められている安全性プロファイルと一貫しており、新たな安全性シグナルは認められませんでした。

 同社のバイスプレジデント兼消化器・泌尿生殖器がん領域グローバルプログラム責任者であるDana Walker医師は、次のように述べています。

 「進行期の肝がん患者さんは今もなお、生存期間を改善し得る新たな治療選択肢を必要としています。CheckMate-9DW試験においてオプジーボとヤーボイの併用療法が示した生存ベネフィットは、チロシンキナーゼ阻害薬による確立した治療法と比較して予後を改善する可能性を示すものです」