相談:転移性の平滑筋肉腫の完治の見込みと余命はどのくらいでしょうか

生存率

母親が平滑筋肉腫と診断されました。手術で子宮を摘出しましたが、肺と膣に転移が見つかり、抗がん剤(ドキソルビシン)で治療中です。平滑筋肉腫は、切除手術できない場合でも完治する見込みはあるのでしょうか?2度目の手術はできないと聞いていますが、余命はどれくらいでしょうか?

(家族、女性)

回答:ステージ4でも初回治療で効果があれば、ステージ2~3の治療に沿った治療に

日本整形外科学会の「軟部腫瘍診療ガイドライン2020」によると、平滑筋肉腫の治療のポイントは次の通りです。

ステージ4の悪性軟部腫瘍の治療選択
・原発巣・転移巣が切除不能な場合は、化学療法または放射線治療が選択されます
・治療後に切除可能となった場合は、ステージ2~3の治療選択に沿って、原発巣の治療が行われます
・化学療法または放射線治療後に、切除不能と診断された場合は、化学療法、放射線治療、緩和的治療が選択されます

悪性軟部腫瘍の治療成績
・平滑筋肉腫を含む悪性軟部腫瘍の治療経過は、腫瘍の広がり(大きさ)、リンパ節転移の有無、遠隔転移の有無、悪性度に大きく影響されます
・全国軟部腫瘍登録一覧表に2006~2010年に登録された悪性軟部腫瘍3,685人の5年生存率は、77%と報告されています
・ステージ別の5年生存率は、以下の通りです

ステージ1:85.3%
ステージ2:79.0%
ステージ3A:62.4%
ステージ3B:50.1%
ステージ4:13.9%

ステージ4でも、初回治療で効果があれば、ステージ2~3の治療に沿った治療ができることもあります。...

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