相談:娘が副腎がん、地方在住で治療が受けられる病院が見つかりません

治療選択

地方在住者です。4年前、娘は副腎がんと診断され、地域の総合病院で手術を受けました。 昨年、再発がわかり、しかも肝臓への多発性転移の疑いがあるとのことでした。県内の病院では副腎がんの症例は少なく、今後の治療方針については他の病院を探すように言われました。先日、県外の大学病院も訪ねましたが、治療方針が決まらず、自宅から近い場所で探してみたらと言われてしまいました。

手術前に免疫療法と温熱療法を行っていたので再開しました。血液検査では異常もなく元気で、今のところ健康的に過ごしています。ですが、昨年以来、画像検査も受けておらず、診療をしている病院を探しています。今後の治療方針について、アドバイスをお願いします。

(家族、女性)

回答:国立がん研究センターの「希少がんホットライン」でも相談対応

希少がんに関する情報が、国立がん研究センター・希少がんセンターのホームページに掲載されていますので、ポイントをご案内させていただきます。

切除可能な副腎皮質がんの治療
・副腎皮質がんは副腎皮質から発生する非常にまれながんの1つです
・遠隔転移がなく副腎皮質がんの広がりが完全に切除可能な範囲である場合には、外科的手術が行われます
・術後は、再発する可能性が高いと考えられる場合には、再発する可能性を低くする目的で術後薬物療法(ミトタン療法)が検討されます
・これまでの研究では、術後薬物療法の有用性に関する確定的な結論が得られていないため、個々の病態にあわせて実施されています

切除不能または転移性の副腎皮質がんの治療
・他の臓器に転移している場合には、病気の進行を抑えることを目的に薬物療法が行われます
・薬物療法としては、ミトタンやミトタンと抗がん剤の併用療法などが行われます
・抗がん剤は、エトポシド、ドキソルビシン、シスプラチンの3剤を併用するEDP療法(適応外使用)の有効性が報告されています
・切除不能または転移性の副腎皮質がんであっても、薬物療法で十分に腫瘍が小さくなり、切除可能になった場合や、副腎から産生されるホルモンによる症状が薬物療法で十分にコントロールできない場合には、手術を検討することがあります

また、国立がん研究センターの「希少がんホットライン」で、希少がんに関する無料の電話相談を受け付けていますので、ご案内させていただきます。...

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