相談:術後半年以内に再発、手術ができない状態での治療法は?

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12月に「卵巣がんの疑いある」と言われ、1月に大網、子宮、卵巣、盲腸を切除し、大腸も20cm程度切除しました。その後、別の病院へ転院し、3月からパクリタキセル、カルボプラチンによる抗がん剤治療を開始しましたが、この時点ですでに再発が確認されていました。

6クール終了後、縮小傾向にあったため、リムパーザの治療を開始しました。2週間服用したところで、1週間休薬。その後、お腹の張りがあったため、造影剤CT検査を受けました。その結果、新しいがんが大きくなっていることが判明したため、アバスチン、ドキシルによる抗がん剤治療を受ける準備が進んでいます。

医師からは「手術はできない」と言われています。この後、治療がなく、後腹膜領域の専門病院に相談した方が良いか、どこに相談すれば良いか教えてください。

(本人、女性)

回答:再発卵巣がんの標準治療は、再発までの期間で選択。標準治療以外では治験という選択肢も

卵巣がんの治療に関して、がんプラスに掲載されている記事から、ポイントをご案内します。また、標準治療以外の治療選択肢として治験もありますので、治験に関してもご案内します。...


卵巣がんの標準治療
・卵巣がんは再発・転移しても薬の効き方に合わせてさまざまな薬物療法が考えられています
・卵巣がんの初回治療では多くの場合、TC(パクリタキセル+カルボプラチン)療法が行われます
・初回治療から再発までの期間が、6か月未満だった場合は「プラチナ製剤抵抗性」とされます
・プラチナ製剤抵抗性の再発卵巣がんに対する治療は、イリノテカン、ゲムシタビン、リポソーム化ドキソルビシンなどの単剤による治療が基本ですが、アバスチンとの併用療法も行われます

治験に関して
がん治療では、基本的に標準治療が推奨されます。標準治療は、有効性や安全性が臨床試験で認められ、最も推奨される治療法です。標準治療が受けられない患者さんでは、治験という選択肢もあります。治験は、治療を兼ねた臨床試験です。有効性と安全性を確認する目的で行われていますので、これらについては未確認ではありますが、きちんとした管理のもとに行われています。また、治験には、さまざまな条件があり、必ず参加できるとは限りません。治験の参加を希望する場合は、担当医に相談してください。

参考情報:がんプラス 卵巣がん、初回治療後の経過観察と再発・転移したときの治療 再発までの期間が「6か月未満」か「6か月以上」かがポイント
https://cancer.qlife.jp/ovary/article3607.html

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