「オプジーボ+カボメティクス」、根治切除不能・転移性腎細胞がんに対し国内承認

文:がん+編集部

 「ニボルマブ(製品名:オプジーボ)+カボザンチニブ(製品名:カボメティクス)」併用療法が、根治切除不能または転移性の腎細胞がんの適応で国内承認されました。

「オプジーボ+カボメティクス」、無増悪生存期間・全生存期間・奏効率を有意に改善

 小野薬品工業と武田薬品工業は8月25日、「ニボルマブ+カボザンチニブ」併用療法が、根治切除不能または転移性の腎細胞がんを対象とした併用療法に係る国内製造販売承認事項一部変更が承認されたことを発表しました。今回の承認は、CheckMate-9ER試験の結果に基づくものです。

 CheckMate-9ER試験は、未治療の進行性または転移性の腎細胞がん患者さんを対象に「ニボルマブ+カボザンチニブ」併用療法とスニチニブ(製品名:スーテント)を比較した第3相試験です。主要評価項目は無増悪生存期間、副次的評価項目は全生存期間、奏効率でした。

 最終解析の結果、「ニボルマブ+カボザンチニブ」併用療法はスニチニブと比較して、無増悪生存期間、全生存期間、奏効率のいずれも統計学的有意かつ臨床的に意義のある改善を示しました。安全性に関しては、これまでに報告された安全性プロファイルと一貫していました。