楽天メディカル、アルミノックス治療(光免疫療法)の提供開始1周年を記念した講演会を開催

2022/06/03

文:がん+編集部

 アルミノックス治療(光免疫療法)の提供開始1周年を記念した講演会が開催されました。

アルミノックス治療(光免疫療法)、第5のがん治療法として確立するにはまだまだ長い道のり

 楽天メディカルは2022年5月7日、都内でアルミノックス治療(光免疫療法)の提供開始1周年を記念した講演会を開催しました。

 講演会には、全国各地から頭頸部がんを専門とする約150人の医療従事者が参加。アルミノックス治療を提供する施設の20人以上の医療従事者が登壇し、同治療の提供開始から現在に至るまでの歩みに関する講演や、症例発表などが行われました。

 同社の代表取締役会長である三木谷浩史氏は、オープニングの挨拶で次のように述べました。

 「頭頸部がんに対するアルミノックス治療の提供開始から約1年が経過した現在、62施設の165名の認定医により治療が提供可能となった(4月15日時点)。この新しい治療のさらなる発展に繋がるよう、自ら各施設を訪問させていただいており、医療従事者の皆さまからフィードバックを伺っている。本治療を、第5のがん治療法として確立できるよう、医療従事者の皆さまの知見やご意見を参考に育てていきたい」

 また、国立がん研究センター東病院 副院長の林隆一先生は、閉会の挨拶として、次のように述べました。

 「本治療を第5のがん治療法として確立するには、まだまだ長い道のりがある。我々医療従事者と企業がより連携して情報共有しながら、新しいがん治療を作り上げ、日本から世界へ発信できればと思う」