子宮頸がんの原因となるHPVの自己検査キット、首都圏のツルハドラッグで販売開始

文:がん+編集部

 首都圏のツルハドラッグ店舗で、子宮頸がんの原因となるHPVの自己検査キットを買えるようになります。

HPVの自己検査キット、検査費用は6,800円

 株式会社ツルハホールディングス子会社の株式会社ツルハは10月1日、首都圏のツルハドラッグ店舗で、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の自己検査キットの販売を開始すると発表しました。

 子宮頸がんの発生の多くは、HPVの感染が原因です。HPVは、性交渉によって感染するウイルスで、子宮頸がん患者さんの90%以上からHPVが検出されることが知られています。HPVに感染しても、多くの場合は、症状のないうちにHPVが自然に排除されるといわれています。しかし、HPVが排除されずに感染が続くと、子宮頸がんの前がん病変になり、子宮頸がんに進行すると考えられています。

 今回販売を開始する自己検査キットは、HPVに感染しているかどうかを検査するもので、株式会社ジェネティックラボが提供するものです。店頭で自己検査キットを購入し、自身で検体を採取して検査機関へ返送するという流れ。検査完了後は、所定のURLから検査結果が確認できる仕組みです。

 ツルハは、北海道内の一部の店舗で試験的に同検査キットの店頭販売を実施していました。そして、今回、首都圏と長野県のツルハドラッグのうち、調剤薬局45店舗(10月1日現在)で販売開始することを決定しました。検査費用は、6,800円(検査キット代金含む・税抜)です。今後、販売地域の拡大を目指していくそうです。