相談:前立腺がんのホルモン療法中に顎骨壊死が見つかりました。どんな治療法がありますか?

ホルモン療法 副作用 LINE会員限定記事

前立腺がんの闘病中です。ホルモン療法を行っていましたが、顎骨壊死が見つかったため、ホルモン療法とデノタスチュアブルを中止し、様子を見ています。骨壊死の進行度合いにより今後の方針が検討されることになっていますが、現状は抗炎症薬や痛み止めを使い、普通の生活ができています。免疫力が落ちないように、食事は和食、運動はやり過ぎない程度に行っています。顎からは少し膿が出たり、口内に臭みを感じる程度で、ばんそうこうで抑えているだけです。治療方針はまだ決まっていませんが、他の治療法があれば教えてください。

(本人、男性)

回答:痛みや膿などの炎症が伴う場合、口腔内の消毒や洗浄と抗菌薬の服用を併用

日本骨代謝学会のガイドラインによる、顎骨壊死の治療に関するポイントは次の通りです。
また、デノタスチュアブルに関して、添付文書(医薬品に添付されている、使用上の注意や用法・用量、服用した際の効能、副作用などを記載した書面)の情報もご案内します。...


顎骨壊死に関して
・骨転移に対する治療薬デノスマブでは、顎骨壊死が起こることがあります
・顎骨壊死の進行状態により、治療法は異なります
・骨の露出や骨壊死があり、痛みや膿などの炎症が伴う場合は、「細菌検査」「抗菌薬の感受性テスト」を行い、口腔内の消毒や洗浄と抗菌薬の服用が併用されます

デノタスチュアブルに関して
・デノタスチュアブルは、骨転移に対して行われるデノスマブなどRANKL阻害薬の投与に伴う低カルシウム血症の治療と予防を目的に使われるお薬です

参考情報:
日本骨代謝学会ガイドライン
ビスフォスフォネート関連顎骨壊死に対するポジションペーパー
http://jsbmr.umin.jp/guide/pdf/bronjpositionpaper2012.pdf

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 デノタスチュアブル配合錠添付文書
https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3219100F1020_1_04/

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