相談:抗がん剤で、手足のしびれがあるが治るか

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2年前にステージ3の空腸がんと診断されました。手術で、リンパ節への転移をすべて切除し、術後化学療法を行いました。術後化学療法は、オキサリプラチンとゼローダです。オキサリプラチンによる治療が終了した1年前くらいから、手足がしびれて、だんだんひどくなってきています。 現在、ゼローダによる治療を行っていますが、手足のしびれがどうしてもなくならず、余計ひどくなってるような気がします。ゼロ―ダの副作用でも手足のしびれが起こるのでしょうか。手足のしびれを少しでも緩和したいのですが、どうすればいいでしょうか。

(本人、男性)

回答:副作用は、メモをとり具体的に医師に相談

抗がん剤によるしびれは、個人差がありますが、手先や足先から発症し、治療を重ねるごとに強くなっていくこと、症状の改善が難しいことなどが特徴として挙げられます。ゼローダでも、この副作用は起こる可能性があります。...


国立がん研究センター中央病院看護部が提供している冊子によると、手足のしびれに関する生活の工夫は、以下の通りです。

手足を冷やさないようにします。冷えは血行を悪くし、症状を悪化させることがあります。「靴下をはく、手袋をする」など手足を冷やさないような工夫が大切です。また、冷房や扇風機の風に直接当たらないようにしましょう。冷えたコップや缶などをもつことで、しびれを強く感じることもあるため、マグカップや水筒を使いましょう。お風呂にゆっくり入り体を温めること、正座は足の血行を悪くするため、椅子を使うなど生活の工夫も大切です。

どんなときにしびれや痛みがでるかを書きとめておくことで、そうした状況を避けやすくすることも大切です。また、書きとめた情報を担当医や薬剤師などに伝えることで、対策を考えてもらうことにも役立ちます。しびれが強く苦痛が大きいときは、鎮痛補助薬などで症状が緩和することもありますので、担当医や薬剤師に、どのようにどの程度の症状があり、どのくらいつらいのかを、伝えてご相談なさってみてはいかがでしょうか。

参考文献
国立がん研究センター中央病院 抗がん剤によるしびれがあるときには
https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/nursing/power/010/020/index.html
国立がん研究センター中央病院看護部 生活の工夫カード「手足のしびれ」
https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/nursing/division/support_card/12.pdf?08261426

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