相談:平滑筋肉腫と診断、今受けている化学療法は効果があるのか

治療 LINE会員限定記事

腹部に圧迫感があり病院へ行きました。色々な検査や生検の結果、平滑筋肉腫と診断されました。肝臓にも転移しています。腫瘍がかなり大きいため、見てわかるほどおなかは腫れています。 現在、抗がん剤治療が2クール目に入っているところです。平滑筋肉腫の事例があまりなく、今はドキソルビシンとイホマイドによる治療をしていますが、治療効果はどのくらいでしょうか。

(本人、女性)

回答:現在受けられている化学療法は、有効性や安全性が確認されている治療

平滑筋肉腫は、軟部肉腫の一種です。
欧州臨床腫瘍学会議の診療ガイドラインに基づく「軟部肉腫に関する患者さんの手引き」によると、平滑筋肉腫の治療のポイントは以下の通りです。...


・軟部肉腫に対する治療選択は、ステージ、腫瘍の特徴、患者さんのリスクを考慮して決定されます。
・進行(転移のある)した肉腫では、化学療法による全身治療が行われます。
・ドキソルビシンは、他の抗がん剤と併用することでより有効性が得られる可能性があります。
・ドキソルビシンとの併用薬は、イホスファミドが最も多く選ばれます。
・平滑筋肉腫では、併用薬としてダカルバジンが使われることもあります。
・初回の治療で効果がなかった場合は、二次治療として他の化学療法が提案されることもあります。
・二次治療薬の選択は、一次治療で使用した薬や組織型によって決められます。

現在受けられている治療は、化学療法の中でも有効性や安全性が確認されているものですが、有効性や安全性に関しては個人差がございます。化学療法には副作用もありますので、治療中に気になることがあれば、担当医や看護師、薬剤師などにご相談してみてください。

参考文献
軟部肉腫とは ESMO・ACF患者さんの手引きシリーズ ESMO診療ガイドラインに基づく
http://www.jsco.or.jp/guide/user_data/upload/File/167/softtissuesarcoma.pdf

医師に相談したい場合、現役医師が回答する「AskDoctors(アスクドクターズ )」の利用もおすすめです。

アスクドクター