相談:後腹膜平滑筋肉腫の術後に肺への転移、治療選択は?
再発 化学療法 手術(外科治療) 転移 セカンドオピニオン 治療選択
友人の女性(59歳)が、1年前に後腹膜平滑筋肉腫と診断され、手術で食パン1切れ位の大きさの病変と片方の腎臓を切除したそうです。1年経ち、血行性転移で肺に3か所の転移が見つかりました。 医師から、手術は行わず、ドキソルビシンによる化学療法を提案されているそうです。腹腔鏡で肺の腫瘍を切除することはできないのでしょうか?
(友人、女性)
回答:遠隔転移に対する手術は条件付きで推奨、切除可能の判定は病態による
日本整形外科学会の「軟部腫瘍診療ガイドライン2020」によると、後腹膜平滑筋肉腫の治療のポイントは以下の通りです。
遠隔転移した場合の治療選択
・切除可能かどうかが判定されます
・遠隔転移に対する切除手術は、条件付きで推奨されています
・切除可能かどうかは、患者さんの全身状態、転移巣の数、原発巣の状況などにより異なります
・切除不可能と判定された場合は、化学療法もしくは放射線治療が条件付きで推奨されています
遠隔転移がある悪性軟部肉腫に対する転移巣の切除に関しては、まだ医学的根拠が十分ではなく、標準治療が確立されていません。...
遠隔転移した場合の治療選択
・切除可能かどうかが判定されます
・遠隔転移に対する切除手術は、条件付きで推奨されています
・切除可能かどうかは、患者さんの全身状態、転移巣の数、原発巣の状況などにより異なります
・切除不可能と判定された場合は、化学療法もしくは放射線治療が条件付きで推奨されています
遠隔転移がある悪性軟部肉腫に対する転移巣の切除に関しては、まだ医学的根拠が十分ではなく、標準治療が確立されていません。...
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