相談:腹膜播種がある再発大腸がんの治療法は
昨年、家族が大腸がんと診断されました。腹腔鏡下の手術を受けましたが、腹膜播種があり5mm程度の病変を1か所切除しました。はっきりと目に見えるものは1か所で怪しい箇所は焼き切ったとのことです。他に盲腸側の卵巣を切除、リンパ節は3か所切除しました。 手術後FLOXIRI療法を行いましたが、帯状疱疹がでたため化学療法は中止しました。定期検査のCTで9.5mmの影が見つかり、PET検査の予定です。腹膜播種の治療方法は難しいようです。9.5mmのがんがあるということでも、化学療法は効果があったのでしょうか、こんなに早く大きくなるのでしょうか? だとすると今後、ものすごく速いスピードで大きくなるのでしょうか? 治療方法はどのような方法があるのでしょうか?(家族、女性)
回答:同時にみつかった腹膜播種を切除した再発大腸がんの治療は化学療法
大腸癌治療ガイドライン2019年版では、同時にみつかった腹膜転移は、P1、P2の場合は切除することが推奨されています。P1とは、近くの腹膜にのみ腹膜性転移がある場合です。...
P2とは、遠隔の腹膜に少数の播種性転移がある場合です。
同時にみつかった腹膜播種を切除した後の再発に対する治療は、化学療法です。
大腸がんの化学療法は、薬剤の開発が進み、治療成績は大幅に向上しています。手術の対象とならない大腸がんでも、化学療法がよく効いた場合に、手術の可能性が生じることがあります。手術の対象とならない進行・再発大腸がんの化学療法では、より長い生存期間を目指して治療が行われます。よりよい生活を、できるだけ長く送ることを目標に、適切な支持療法のもとでその人に合った副作用対策を工夫し、化学療法が行われます。がんに伴う症状がある人は、化学療法を行ってがんが縮小すると、症状が軽減して楽になることもあります。副作用を我慢してまで治療を頑張る必要はありませんが、化学療法を必要以上に恐れず、しっかり行うことが、よい状態で生存期間を延ばすことにつながります。
抗がん剤の治療効果、副作用、期間などは患者さん個別の病態や状態により異なりますので、一概にこうということはありません。担当医と今後の治療や副作用対策、目安などをよくご相談なさってみてください。
がんプラスに、「再発大腸がん」に関する記事がありますので、一部抜粋してご紹介します。詳しくは、下記参考文献をご参照ください。
「手術の対象とならない進行再発大腸がんの化学療法の目標は、副作用を抑えて治療を続け、よりよい生活をできるだけ長く送ることです。副作用はがまんせずに、どの副作用がどのようにつらいか、生活上のイベントのために投薬の時期をずらせるかなど、主治医に副作用対策や休薬・減薬をよく相談のうえ、化学療法を気長に続けていっていただければと思います」
参考文献
大腸癌治療ガイドライン 2019年版
http://www.jsccr.jp/guideline/2019/cq.html#cq7
がんプラス 切除不能の進行・再発大腸がんの薬物療法(化学療法)と副作用対策
https://cancer.qlife.jp/colon/colon_feature/article6093.html
同時にみつかった腹膜播種を切除した後の再発に対する治療は、化学療法です。
大腸がんの化学療法は、薬剤の開発が進み、治療成績は大幅に向上しています。手術の対象とならない大腸がんでも、化学療法がよく効いた場合に、手術の可能性が生じることがあります。手術の対象とならない進行・再発大腸がんの化学療法では、より長い生存期間を目指して治療が行われます。よりよい生活を、できるだけ長く送ることを目標に、適切な支持療法のもとでその人に合った副作用対策を工夫し、化学療法が行われます。がんに伴う症状がある人は、化学療法を行ってがんが縮小すると、症状が軽減して楽になることもあります。副作用を我慢してまで治療を頑張る必要はありませんが、化学療法を必要以上に恐れず、しっかり行うことが、よい状態で生存期間を延ばすことにつながります。
抗がん剤の治療効果、副作用、期間などは患者さん個別の病態や状態により異なりますので、一概にこうということはありません。担当医と今後の治療や副作用対策、目安などをよくご相談なさってみてください。
がんプラスに、「再発大腸がん」に関する記事がありますので、一部抜粋してご紹介します。詳しくは、下記参考文献をご参照ください。
「手術の対象とならない進行再発大腸がんの化学療法の目標は、副作用を抑えて治療を続け、よりよい生活をできるだけ長く送ることです。副作用はがまんせずに、どの副作用がどのようにつらいか、生活上のイベントのために投薬の時期をずらせるかなど、主治医に副作用対策や休薬・減薬をよく相談のうえ、化学療法を気長に続けていっていただければと思います」
参考文献
大腸癌治療ガイドライン 2019年版
http://www.jsccr.jp/guideline/2019/cq.html#cq7
がんプラス 切除不能の進行・再発大腸がんの薬物療法(化学療法)と副作用対策
https://cancer.qlife.jp/colon/colon_feature/article6093.html
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