相談:高齢の父が大腸がんを再発、化学療法の副作用が心配です
85歳の父親が、ステージ3bの直腸がんと診断されました。本人はがんであることを知りません。画像検査では遠隔転移がなく、半年前に切除手術を受け、順調に回復し依然と同様の生活をしています。
今はとても元気ですが、先日CT検査で、肺への転移が見つかりました。このまま治療をしなければ余命1年とのことです。担当医から、抗がん剤による治療を提案され、一応受諾しましたが、副作用の負担を考えるといまだに迷いがあります。こんなに元気なのに、何もしなければ余命1年なんて、信じられない程です。抗がん剤の副作用で、逆に弱ってしまうのではと心配です。
(家族、女性)
回答:副作用は必要以上に恐れずにしっかり行うことが、よい状態で生存期間を延ばすことに
再発大腸がんに対する化学療法と副作用対策に関して、がんプラスに掲載されている記事から、ポイントをご案内します。
・大腸がんの化学療法は、薬剤の開発が進み、治療成績は大幅に向上しています
・手術の対象とならない大腸がんでも、化学療法がよく効いた場合に、手術できることがあります
・手術の対象とならない進行・再発大腸がんの化学療法では、より長い生存期間を目指して治療が行われます
・化学療法は、よりよい生活をできるだけ長く送ることを目標に、適切な支持療法を行いながら患者さんに合った副作用対策を工夫し行われます
・がんに伴う症状がある患者さんは、化学療法を行ってがんが縮小し、症状が軽減すれば辛さも和らぎます
・化学療法は、副作用を我慢してまで頑張る必要はありませんが、必要以上に恐れず、しっかり行うことが、よい状態で生存期間を延ばすことにつながります
参考記事:
がんプラス 切除不能の進行・再発大腸がんの薬物療法(化学療法)と副作用対策
https://cancer.qlife.jp/colon/colon_feature/article6093.html
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・大腸がんの化学療法は、薬剤の開発が進み、治療成績は大幅に向上しています
・手術の対象とならない大腸がんでも、化学療法がよく効いた場合に、手術できることがあります
・手術の対象とならない進行・再発大腸がんの化学療法では、より長い生存期間を目指して治療が行われます
・化学療法は、よりよい生活をできるだけ長く送ることを目標に、適切な支持療法を行いながら患者さんに合った副作用対策を工夫し行われます
・がんに伴う症状がある患者さんは、化学療法を行ってがんが縮小し、症状が軽減すれば辛さも和らぎます
・化学療法は、副作用を我慢してまで頑張る必要はありませんが、必要以上に恐れず、しっかり行うことが、よい状態で生存期間を延ばすことにつながります
参考記事:
がんプラス 切除不能の進行・再発大腸がんの薬物療法(化学療法)と副作用対策
https://cancer.qlife.jp/colon/colon_feature/article6093.html
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