相談:タグリッソの薬剤耐性に対する治療や治験情報を知りたい

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母親(84歳)が、肺腺がんのステージ4期と診断されました。昨年8月からタグリッソによる投薬治療を開始し薬が効いてましたが、薬剤耐性により効果がなくなったため、治療は終了しました。抗がん剤治療も、止めた方が良いとのことでした。 薬剤耐性が起こっても、他の薬を併用することで効果がある可能性があると聞きました。タグリッソの薬剤耐性に対する、治療や治験情報はないでしょうか。

(家族、女性)

回答:治験はさまざまな条件があり、必ず受けられるとは限らないため担当医に相談を

タグリッソ(オシメルチニブ)の薬剤耐性を対象とした2つの治験情報をご紹介します。(※回答当時の情報です。...


1つは、オシメルチニブ単剤による一次治療下で進行した進行非小細胞肺がん患者さんが対象です。
オシメルチニブ+サボリチニブ、オシメルチニブ+ゲフィチニブ、オシメルチニブ+ネシツムマブ、カルボプラチン+ペメトレキセド+デュルバルマブを比較して、有効性と薬物動態で評価する第2相試験です。

オシメルチニブ単剤による一次治療下で病勢進行した進行非小細胞肺がんに対するバイオマーカーを指標とした治験
https://cancer.qlife.jp/clinical-trial/ct_lung/article12596.html

もう1つは、第1・2世代のEGFR-TKI治療後、脳転移単独増悪もしくは第1・2世代EGFR-TKI治療およびプラチナ治療後T790M変異陰性を示した患者さんを対象とした医師主導の第2相試験です。

T790M変異陰性のEGFR変異陽性非小細胞肺がんに対するオシメルチニブの医師主導治験
https://cancer.qlife.jp/clinical-trial/ct_lung/article13250.html

また、治験を受けるにあたり、注意点がございます。治験は、さまざまな条件があり、必ず受けられるとは限りません。治験は安全性や有効性を確認するための治療を兼ねた臨床試験ですので、まだ安全性や有効性が確認された治療法ではありません。治験を受けたい場合は、担当医に相談してください。

参考文献
がんの治験情報をお探しの方に知ってほしい5つのこと
https://cancer.qlife.jp/clinical-trial/article3974.html#head01

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