相談:治療後の内視鏡検査で、「異常なし」と「異常あり」の治療法の違いは
膀胱がんと診断され、切除手術を受けました。手術後、BCG膀注療法を6回行いました。BCG膀注療法は、最大8回といわれていますが、副作用により回数を減らすことがあるといわれています。しかし、中止するような副作用はないと思いましたが、担当医の説明では、7、8回行ってもあまり変わらないので6回で様子を見ましょうとのことでした。 また、尿細胞診の検査で陰性になりました。「1か月後に内視鏡で検査をします」といわれています。今後、どのような治療を行っていくことになるでしょうか。内視鏡検査で異常がなかった場合、内視鏡検査で異常があった場合で、治療は変わりますか。(本人、男性)
回答:内視鏡検査で異常がなければ経過観察、再発はリスク分類や年齢、全身状態などにより治療選択
経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)、BCG膀注療法の流れについてご案内します。TURBT後は、膀胱内再発や浸潤・転移を防ぐために追加治療が行われます。...
追加治療の内容は、TURBTで採取した組織による病理診断と各種の画像診断の結果から、再発や進展のリスク因子をはかり、リスク分類に従って決定されます。
TURBT後の中リスクの追加治療は、抗がん剤の膀注療法かBCG膀注療法です。中リスクで、TURBT後に追加治療をしない場合の再発率は6~7割、抗がん剤維持膀注療法を行う場合の再発率は5~6割、BCG膀注療法を行うと8割以上が再発しないとの報告があります。BCG膀注療法は、週1回、6~8週くらい続けられます。
今後の治療に関しては、内視鏡検査で異常がなかった場合は定期検査を行いながらの経過観察です。内視鏡検査で異常があり再発した場合は、再度BCG膀注療法を行うか、内視鏡による切除、もしくは膀胱全摘が選択されます。この選択は、再発したときのリスク分類や年齢、全身状態などによります。
参考文献
ステージⅠの筋層非浸潤性膀胱がん リスク分類に応じた再発防止目的での治療選択
https://cancer.qlife.jp/bladder/article4616.html
TURBT後の中リスクの追加治療は、抗がん剤の膀注療法かBCG膀注療法です。中リスクで、TURBT後に追加治療をしない場合の再発率は6~7割、抗がん剤維持膀注療法を行う場合の再発率は5~6割、BCG膀注療法を行うと8割以上が再発しないとの報告があります。BCG膀注療法は、週1回、6~8週くらい続けられます。
今後の治療に関しては、内視鏡検査で異常がなかった場合は定期検査を行いながらの経過観察です。内視鏡検査で異常があり再発した場合は、再度BCG膀注療法を行うか、内視鏡による切除、もしくは膀胱全摘が選択されます。この選択は、再発したときのリスク分類や年齢、全身状態などによります。
参考文献
ステージⅠの筋層非浸潤性膀胱がん リスク分類に応じた再発防止目的での治療選択
https://cancer.qlife.jp/bladder/article4616.html
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