10月イベント開催情報「がんを学ぶセミナーOSAKA2018」

2018/10/02

認定NPO法人がんサポートコミュニティー主催

がんを学ぶセミナーOSAKA2018

イベント内容
 2011年の第1回大阪マラソン以来、がんサポートコミュニティーはオフィシャル寄付先団体として指定されています。2013年からは、「大阪でいただいた寄付金を、大阪で生活するがん患者さんのために使いたい」との思いからさまざまな取り組みをおこなっています。そのひとつである「がんを学ぶセミナーOSAKA2018」は、「がんになっても自分らしく生きることができる」よう、がんに関する意識・知識の向上を目的に開催されます。

 今回は、大阪国際がんセンター副院長の片山和宏氏が「がん診療における診断と治療のトレンド」というテーマで講演。その他にも、がんサポートコミュニティー プログラムコーディネーターの西野明樹氏による講演が行われます。

講演1「がん診療における診断と治療のトレンド」
片山 和宏氏(大阪国際がんセンター副院長)

片山 和宏氏からのメッセージ

 がんは、遺伝子の病気と言われます。最近の科学の進歩は、その遺伝子異常を徐々に明らかにしつつあります。その結果として登場してきたがんの分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害剤により、がん診療の様相は大きく変わろうとしています。また、遺伝子異常の原因となる細菌やウイルス診断・治療の進歩は、がん予防に重要な役目を果たすようになっています。生活習慣改善、タイミングよい検診により、がん予防はもとより、早期発見されるがんも増えてきています。但し、膵がんのように未だ難治であるがんも残っています。

 こういう時代において、正しい情報獲得は、適切な治療法選択につながります。また患者さん同士の情報交換は、心理面でのサポート力を上げる可能性があります。このように、がん診療には多方面からのアプローチが重要と考えています。

講演2「体験者の声から読み解くサポートグループの意味」
西野 明樹氏(認定NPO法人がんサポートコミュニティー プログラムコーディネーター)

西野 明樹氏からのメッセージ

 がんに罹患してもなお続く生の道のりを、豊かにそしてかけがえのない主人公として歩まれていくことを励まし、支え、寄り添い、見守ること。そして、がんと共に生きる仲間と出会い、安心して語り合える場を提供し続けること。

 ――誰もが一人でがんと向き合わないように(So that no one faces cancer alone)(R)私たちがんサポートコミュニティーが提供しているサポートグループには、心理や看護などの専門家が担当者(ファシリテーター)として臨席します。担当者はまだがんを経験していません。心情や苦悩、そして希望を、参加者の語りから理解に努めるほかないのです。がんを取り巻く世界がより患者さん方に寄り添うものとなるよう、わずかなりとも理解しつつあることを、発信し、語り継ぐ。託された使命を、多くのみなさまと一緒にまた一歩、果たしていきたいと思います。

開催日時
2018年10月27日(土)14:00~16:30

開催場所
TAURUYAホール第2会議室
(大阪市中央区本町3-3-5 つるやゴルフ8F)

参加費
無料

定員
40人(定員になり次第締切)

申し込み方法
メールで【info@csc-japan.org】まで
・件名に「セミナー希望」として、氏名・連絡先を明記してください。

このイベントの詳細
がんを学ぶセミナーOSAKA2018

このイベントに関するお問い合わせ先

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住所
東京都港区虎ノ門三丁目10-4 虎ノ門ガーデン214 号室
連絡先
TEL 03-6809-1825(月~金 9:00~17:00)
Mail info@csc-japan.org