【男性向け】メークで近づく、いつもの自分 ~イラストで分かりやすく解説!眉毛を描く基本~
がん治療で抗がん剤を使用する場合は、髪の毛や眉・まつ毛の脱毛や、肌色変化・肌の乾燥など、さまざまな症状が現れることがあります。このような外見の変化が現れたとき、会社や友人、家族といった大きな社会の中で、「今まで通りの自分でいたい」と思う方もいると思います。
とくに、「眉毛」は顔の印象に大きな影響を与えるパーツのひとつです。眉毛の脱毛による外見変化に戸惑う方も多いのではないでしょうか。その際に、メークによってカバーする方法もありますが、男性の場合、「メークなんてしたことない」という方や、そもそも「メークをすることに抵抗がある」という方も多いと思います。しかし、眉毛の描き方はポイントを押さえると、実は、それほど難しくありません。
例えば、仕事でお客さんと会うとき、プライベートで友人に会うときなど、日々の社会生活の中にはさまざまなシチュエーションがありますよね。そんなとき、眉毛の印象が変わるだけで、いつもの自分により近づくかもしれません。
日々の生活のシチュエーション
今回は、資生堂 ライフクオリティー ビューティーセンターが提供しているカバーメークメソッドの中から、男性の患者さん向けに、ここだけは押さえてほしい「眉の描き方」のポイントをご紹介します。事前に準備するべきアイテムの説明から、自然な眉毛に近づけるポイントまで、今すぐに実践できるポイントを分かりやすく説明していきます。
- Part1.眉を描くのに必要なもの
そもそも、アイブローって何? - Part2.眉の位置を確認しましょう
眉頭ってどこ?眉のゴールデンバランスとは? - Part3.実際に描いてみましょう
眉を描くときに、ここだけは押さえてほしいポイントは? - Part4.体験した男性患者さんの声
眉ひとつで近づく、いつもの自分
Part1.眉を描くのに必要なもの
使うのはアイブローという、眉を描く道具です。お近くの化粧品店やドラッグストア、一部のコンビニでも購入することができます。ペンシルタイプとパウダータイプを組み合わせると自然に見せることができます。色は髪やウィッグに合わせて、グレーやダークブラウン系を選ぶのがおすすめです。
1本1本軽いタッチで描き足せる
ふんわり自然に仕上がる
脱毛する前に写真を撮るのがおすすめです
Part2.眉の位置を確認しましょう
まずは眉頭(眉のはじまりの位置)を見つけます
※まっすぐ前を見た時に、黒目の真上に中指が当たるようにします。
人さし指のあたりが、眉頭の位置となります。
次に標準の眉のバランスを知りましょう
① 眉頭
目頭の真上。
② 眉尻
小鼻と目尻を結んだ延長線上、眉尻の高さは眉頭と一直線上。
③ 眉山
眉頭と眉尻を結び、眉頭から2/3のところ。目尻側の白目の終わりの真上。※標準の眉のバランスはおおよその目安であり、個人差があります。
Part3.実際に描いてみましょう
Step1
眉頭の位置を決め、眉尻、眉山の3点にアイブローペンシルで印をつけます。Step2
2~3mmの縦線で3点をつないでいきます。Step3
パウダータイプのアイブローで眉に太さをつけながら、自然にぼかします。Step4
最後にアイブローブラシ、または綿棒で軽くぼかすと、さらに自然な眉に仕上がります。Part4.体験した男性患者さんの声
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眉の描き方が意外と簡単で、
男性でも眉を描くのは有りだと感じ、
抵抗感がなくなった。
(50代) -
もうすぐ仕事に復帰するので、
眉を描いてみたら、
やっとスーツ姿の自分が想像できた。
(30代) -
なんとなく眉が描けているだけで、
こんなに顔の印象が違うことに驚いた。
(60代) -
仕事をしているので、眉が抜け始めて人の目が気になっていた。眉をうっすら描いただけで脱毛前の自分の顔に近づいた。
これで安心して顔を上げられる。
(50代)
自然な眉毛を描くコツはつかめましたか?
難しいと感じた人は、動画も合わせてご覧ください。
自分の理想とする眉毛に近づくように、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
shiseido Youtubeより
※その他の動画はこちらでご確認ください
http://www.shiseidogroup.jp/slqc/salon/appearance.html