相談:卵巣がんのステージ3C、TC療法が効かない場合の治療法は?
妻が、卵巣がんのステージ3Cと診断され、子宮や卵巣を全て摘出しました。腹水が溜まり始め、TC療法を受けていましたが効果がみられないとの判断から、ジェムザールでの治療に切り替わりました。腸閉塞にもなり、これからがとても心配です。インターネットで病気のことを調べてみると、さまざまな情報があり、どれが良いのかわかりません。少しでも長く生きられる治療法や治験はないのでしょうか。
(家族、男性)
回答:プラチナ製剤抵抗性の再発卵巣がんでは、QOL(生活の質)を下げずになるべく状態を維持することが治療目標
卵巣がんの治療に関して、がんプラスに掲載されている記事から、ポイントをご案内します。
プラチナ製剤抵抗性の治療
・プラチナ製剤抵抗性の再発卵巣がんに対しては、QOL(生活の質)を下げずになるべく維持することが治療目標です
・がんの再発が引き起こすQOLの低下を改善するとともに、抗がん剤による治療がQOLを低下させないよう、毒性の少ない薬が使われます
・治療法は、2種類以上の薬を併用するような強い治療ではなく、初回治療とは異なる薬を使った単剤による治療が推奨されています
・イリノテカン、ゲムシタビン、リポソーム化ドキソルビシンなどが使用されます
・患者さんの病態によっては、単剤による化学療法に加え、ベバシズマブを併用する治療法も検討されます
症状緩和に対する治療
・がんの進行によって症状が生じた場合は、それを緩和するための治療も行われます
・骨転移に対しては、痛みを緩和するために放射線治療が行われます
・腸閉塞が起きたときは手術が有効なケースがあり、腸閉塞部位の切除やバイパス手術、人工肛門を造る手術が行われることがあります
参考情報
がんプラス 卵巣がん、初回治療後の経過観察と再発・転移したときの治療 再発までの期間が「6か月未満」か「6か月以上」かがポイント
https://cancer.qlife.jp/ovary/article3607.html
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プラチナ製剤抵抗性の治療
・プラチナ製剤抵抗性の再発卵巣がんに対しては、QOL(生活の質)を下げずになるべく維持することが治療目標です
・がんの再発が引き起こすQOLの低下を改善するとともに、抗がん剤による治療がQOLを低下させないよう、毒性の少ない薬が使われます
・治療法は、2種類以上の薬を併用するような強い治療ではなく、初回治療とは異なる薬を使った単剤による治療が推奨されています
・イリノテカン、ゲムシタビン、リポソーム化ドキソルビシンなどが使用されます
・患者さんの病態によっては、単剤による化学療法に加え、ベバシズマブを併用する治療法も検討されます
症状緩和に対する治療
・がんの進行によって症状が生じた場合は、それを緩和するための治療も行われます
・骨転移に対しては、痛みを緩和するために放射線治療が行われます
・腸閉塞が起きたときは手術が有効なケースがあり、腸閉塞部位の切除やバイパス手術、人工肛門を造る手術が行われることがあります
参考情報
がんプラス 卵巣がん、初回治療後の経過観察と再発・転移したときの治療 再発までの期間が「6か月未満」か「6か月以上」かがポイント
https://cancer.qlife.jp/ovary/article3607.html
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