相談:濾胞性リンパ腫に対する治療選択、痛みに対する対処法は?

治療 生活 治療選択 LINE会員限定記事

濾胞性リンパ腫の低悪性度、ステージ4と診断されました。担当医からはリツキサン+ガザイバ+トレアキシン併用療法による治療を提案されています。骨髄に病変と痛みを伴う脾臓の腫れがあります。セカンドオピニオンを希望しているため、治療開始まで時間がかかります。ステージ4の濾胞性リンパ腫に対する治療選択と、痛みを伴った場合の対処法、日常生活で気をつけることなど教えてください。

(本人、女性)

回答:疼痛治療を安全かつ適切に、維持には定期的に評価が必要

濾胞性リンパ腫に関して、がんプラスに掲載されている記事から、ポイントをご案内します。

初発濾胞性リンパ腫の治療選択
・ステージ4の進行期で腫瘍量が少ない患者さんでは、無治療経過観察、もしくはリツキシマブ単剤療法が選択されます
・腫瘍量が多い場合は、リツキシマブまたはオビヌツズマブを併用した化学療法が推奨されます

推奨される主な治療法は、以下の通りです。...


R-CVP療法:リツキシマブ、シクロホスファミド、ビンクリスチン、プレドニゾロン
R-CHOP療法:リツキシマブ、シクロホスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾロン
BR療法:ベンダムスチン、リツキシマブ
G-CVP療法:オビヌツズマブ、シクロホスファミド、ビンクリスチン、プレドニゾロン
G-CHOP療法:オビヌツズマブ、シクロホスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾロン
GB療法:オビヌツズマブ、ベンダムスチン

悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)は、病型、悪性度、進行度で治療選択が異なるため、病型、悪性度、進行度にあわせた治療が行われます。治療選択に必要な検査結果をもとに、担当医の先生が診断を行い、治療の選択がされています。

また、日本緩和医療学会の「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2020年版」によると、がん疼痛の薬物療法のポイントは以下の通りです。

疼痛治療に関して
・疼痛治療の目標は、患者さんにとって許容可能な生活の質を維持できるレベルまで痛みを軽減することです
・がん疼痛の管理の最初のステップは、「患者さんの評価」です
・「患者さんの評価」は、病歴、全身状態、心理的状況、痛みの重症度などにより行われます
・疼痛治療を安全かつ適切に維持するためには、定期的に評価を受けていくことが必要です
・疼痛治療では、鎮痛薬、鎮痛補助薬が推奨されています

疼痛治療が安全かつ適切に行われるためには、「患者さんの評価」が必要です。1日に何回、どの程度の症状なのかを担当医に伝え、痛みへの対処をご相談なさってみてください。

参考情報
がんプラス 濾胞性リンパ腫の治療
https://cancer.qlife.jp/blood/ml/nhl/fl/article14839.html

がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2020年版 3.がん疼痛治療の概要.2がん疼痛マネジメントの基本原則
https://www.jspm.ne.jp/guidelines/pain/2020/pdf/02_03.pdf

医師に相談したい場合、現役医師が回答する「AskDoctors(アスクドクターズ )」の利用もおすすめです。

アスクドクター