相談:転移性大腸がん、腹膜播種に対する治療は
昨年、大腸がんと診断されましたが、転移がみつかり手術ができませんでした。現在、化学療法のSOX療法を受けています。腹膜播種があり、左腎臓、尿管を塞いで機能しておりません。腹膜播種は、完治が困難とのことですが、化学療法により縮小しても化学療法を継続しなくてはならないのでしょうか、その際の期間の目安などはありますか。腹膜播種が、化学療法で完治した症例はありますでしょうか。(本人、男性)
回答:抗がん剤の治療効果、副作用、期間などは患者さんごとに異なる
大腸癌治療ガイドライン2019年版によると、同時にみつかった腹膜転移は、P1、P2の場合は切除することが推奨されています。P1とは、近くの腹膜にのみ腹膜性転移がある場合です。...
P2とは、遠隔の腹膜に少数の播種性転移がある場合です。
現状は、手術が不可能で化学療法中とのことですので、ガイドライン2019年版の内容をご紹介いたします。
大腸がんの化学療法は、薬剤の開発が進み、治療成績は大幅に向上しています。手術の対象とならない大腸がんでも、化学療法がよく効いた場合に、手術の可能性が生じることがあります。手術の対象とならない進行・再発大腸がんの化学療法では、より長い生存期間を目指して治療が行われます。よりよい生活を、できるだけ長く送ることを目標に、適切な支持療法のもとでその人に合った副作用対策を工夫し、化学療法が行われます。がんに伴う症状は、化学療法でがんを縮小させることで、その症状が軽減する場合もあるとされています。そのため、化学療法を必要以上に恐れず、場合によっては医師にご相談してみてください。
抗がん剤の治療効果、副作用、期間などは患者さんの状態により異なります。担当医と今後の治療や副作用対策、目安などをよくご相談なさってみてください。
参考文献
大腸癌治療ガイドライン 2019年版
http://www.jsccr.jp/guideline/2019/cq.html#cq7
がんプラス 切除不能の進行・再発大腸がんの薬物療法(化学療法)と副作用対策
https://cancer.qlife.jp/colon/colon_feature/article6093.html
現状は、手術が不可能で化学療法中とのことですので、ガイドライン2019年版の内容をご紹介いたします。
大腸がんの化学療法は、薬剤の開発が進み、治療成績は大幅に向上しています。手術の対象とならない大腸がんでも、化学療法がよく効いた場合に、手術の可能性が生じることがあります。手術の対象とならない進行・再発大腸がんの化学療法では、より長い生存期間を目指して治療が行われます。よりよい生活を、できるだけ長く送ることを目標に、適切な支持療法のもとでその人に合った副作用対策を工夫し、化学療法が行われます。がんに伴う症状は、化学療法でがんを縮小させることで、その症状が軽減する場合もあるとされています。そのため、化学療法を必要以上に恐れず、場合によっては医師にご相談してみてください。
抗がん剤の治療効果、副作用、期間などは患者さんの状態により異なります。担当医と今後の治療や副作用対策、目安などをよくご相談なさってみてください。
参考文献
大腸癌治療ガイドライン 2019年版
http://www.jsccr.jp/guideline/2019/cq.html#cq7
がんプラス 切除不能の進行・再発大腸がんの薬物療法(化学療法)と副作用対策
https://cancer.qlife.jp/colon/colon_feature/article6093.html
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