再発

骨髄異形症候群の経過観察、検査、再発に関してご紹介します。

骨髄異形症候群の経過観察と検査

 骨髄異形症候群の治療目標は、症状を緩和し、病状の進行遅らせることで患者さんのQOLを改善することです。そのため、低リスクで症状がない患者さんでは、経過観察が行われます。低リスクでも、症状のある患者さんでは、患者さんの病状にあわせ症状を緩和する支持療法が行われます。病態により治療の内容は患者さんごとに異なりますが、治療開始後、定期的に検査を受けることにより、治療の種類と効果による回復の程度、合併症や副作用などを確認していきます。

骨髄異形症候群の再発

 骨髄異形症候群で治癒が期待できる同種造血幹細胞移植でも、一定数は再発します。16歳以上の芽球増加を伴う骨髄異形症候群に対する血縁者間骨髄移植の5年生存率は50%という報告があります(日本造血細胞移植学会2014年データ)。難治性または再燃した骨髄異形症候群に対する標準治療は確立されていませんが、さまざまな臨床試験が行われ新薬の開発が行われています。治療不応や治療後に再発した場合、既存の治療が行えない患者さんでは、治験という治療選択肢もあります。

参考文献:一般社団法人日本血液学会編. ”造血器腫瘍診療ガイドライン 2018年版”.金原出版,2018.
日本造血細胞移植データセンター、平成28年度全国調査報告書

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