相談:子どもが大腸がんのステージ4と診断。手術できたが、術後化学療法はどのようなものか

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子どもが大腸がんのステージ4と診断されました。切除手術を受け、現在は一時的に人工肛門です。術後化学療法はどのようなものでしょうか。

(家族、女性)

回答:患者さんの状態や希望に沿いながら最適な治療が行われる

ステージ4の大腸がんの治療方針では、原発巣と転移巣それぞれの状態を検討した上で、全身に対してどのように治療をするべきかが検討されます。一般的には原発巣も転移巣もすべて切除できる場合は、治癒を目指し手術が検討されます。...

大腸にある原発巣がそれほど広がっておらず、肝臓や肺への転移も1~2個、肺転移は片方の肺のみなどという場合は、完全切除が可能と考えられます。

ステージ3の大腸がんでは手術後の再発予防で化学療法を行うことが生存期間の延長につながるという報告があり、日本の大腸がんガイドラインでもステージ3までは手術後の化学療法が生存期間の延長に寄与するとして推奨されています。

ステージ4でもステージ3に準じて治療が行われることが考慮され、手術、化学療法、放射線治療、緩和ケアと複数の治療選択があります。上手にがんと付き合っていくために、患者さんの状態や希望に沿いながら、最適な治療選択が行われます。

大腸がんの化学療法は現在4次治療まであり、治療効果をみつつ、治療法や薬を変更しながら行われます。今後の治療に関して、患者さんご本人の希望を担当医に伝えご相談なさってください。

参考文献
ステージ4の大腸がん治療、手術、化学、放射線療法の選択 原発巣、転移巣で手術できる場合とできない場合の見極め
https://cancer.qlife.jp/colon/colon_feature/article2348.html

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