相談:乳がんが再発、標準治療を受けていますがほかの治療法は?

再発 治療 治験 先端医療 LINE会員限定記事

3年前に乳がんと診断され、抗がん剤による治療後、右乳房の全摘手術を受けました。1年くらい前から腫瘍マーカーの数値が上昇し、PET検査で右脇のリンパ節と骨6か所の転移がみつかりました。 1年くらい前から足の痛みがあり整形外科で坐骨神経痛の治療を受けていましたが、現在の治療は、ランマーク、イブランス、フェソロデックスによる薬物療法です。先進医療がいろいろと開発されているようですが、他にいい治療方法はないのでしょうか。

(本人、女性)

回答:急速な病状進行や内分泌療法耐性の場合は、化学療法が検討される

ER陽性HER2陰性転移・再発乳がんに対する一次治療は、基本的に内分泌療法が行われます。
急速な病状進行や内分泌療法耐性の場合は、化学療法が検討されます。...



現在、使われているとおっしゃった3つの治療薬は、それぞれ以下のような内容です。
ランマークは、骨転移に対する治療薬。
イブランスは、転移性乳がんに対してCDK4/6を阻害する分子標的薬。
フェソロデックスは、抗エストロゲン薬投与後に増悪した乳がんの患者さんに用いられるエストロゲン受容体完全拮抗薬。

ER陽性HER2陰性の再発・転移性の乳がんに対する治験情報が、がんプラスにありますのでご案内いたします。(注:下記、参考文献をご参照ください。なお、治験情報は、回答当時のものです。現在は状況が異なる場合がありますので、最新情報をご確認ください)

また、治験を受けるにあたり、注意点がございます。
治験は、さまざまな条件があり、必ず受けられるとは限りません。治験は安全性や有効性を確認するための治療を兼ねた臨床試験ですので、まだ安全性や有効性が確認された治療法ではありません。治験を受けたい場合は、担当医と相談されることをお勧めいたします。

参考文献
乳癌診療ガイドライン
http://jbcs.gr.jp/guidline/2018/index/yakubutu/y2-bq-6/
切除不能・転移性ホルモン受容体陽性HER2陰性乳がんに対するイパタセルチブ併用の治験
https://cancer.qlife.jp/clinical-trial/ct_breast/article11707.html
がんの治験情報をお探しの方に知ってほしい5つのこと
https://cancer.qlife.jp/clinical-trial/article3974.html#head01

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